YOUTUBEのSEOとは?抑えるべき分析ポイントを解説します。

実務・スキル

今回は、YOUTUBEのSEOについて解説していきます。

SEOと聞くと、みなさんはGoogleの検索エンジンのことを想像するかと思いますが、実はYOUTUBEにもSEOの概念があります。

ちなみに、Googleの月間検索数が約35億回に対して、YOUTUBEの月間検索数は約30億回です!

この数字を見れば、YOUTUBEもGoogleに負けないくらい、ユーザーが検索機能を活用していることがわかりますね。

また、YOUTUBEでは毎分約500時間の動画がアップロードされており、20億以上のユーザーいるのです!そして、YOUTUBEの動画は、なんと1日10億時間見られているのです!!(2019年時点)

その影響力もあり、昨今では、法人のYOUTUBE参入が目立ってきていますね。

これからのYOUTUBE競争に負けないためには、YOUTUBE SEOを理解し、検索上位を獲得することで、チャンネル登録などのCVをあげていく必要があります。

YOUTUBEで視聴回数を伸ばす方法

ターゲットユーザー、ファン層を細かく分析する

若年層なのかシニアなのか、アップロードする動画をどこの層にヒットさせたいかを明確にします。アピールしたい商品の宣伝に使うなら、その商品のメインユーザーに合わせて動画を作成し、アップロードしていきます。

ゴールを明確にする

チャンネル登録者数〇万人、何万PVなど目標を決めて、そのチャンネル登録者数、PV数を達成したときに、どの程度の売り上げが見込めるか、個人でやる場合は、どの程度の広告収入が得られるかなどを逆算し、目標とするゴールを決めます。

アップロードした動画の分析、見直し

すでにアップロード済みの動画について、問題点を洗い出します。オープニングが流すぎて離脱率が多い、ターゲットが不明瞭でどこの層にも刺さらなかったなどの問題点を見つけましょう。場合によっては動画の上げ直しや、次回の動画へ反省を活かします。コメント欄には、生のユーザーの声が記入されているので、真摯に受け止め参考にしましょう。

分析の際の注目ポイント

サムネイル

動画のサムネイル画像です。ユーザーはサムネイルを見て動画を見るか判断します。つまり、サムネイルを見たときに、ユーザーに興味を持たせなければならず、またサムネイルを見てどんな内容の動画かを理解できるようにしてください。

タイトルキーワード

サムネイルに続いて、ユーザーが重視するポイントです。動画を見ることで課題が解決できるのかがポイントです。

再視聴の割合

当然ながら、再視聴の回数が多いとYOUTUBEから高い評価を得られます。

視聴時間

視聴回数よりも視聴時間に注目してください。視聴回数が多いのに、再生時間が短い動画よりも、視聴回数は少なくても視聴時間が長い動画のほうが、YOUTUBEのSEO的には評価が高いです。

動画の離脱率

動画を途中で見るのをやめてしまった人と、最後まで見た人の割合を比較します。最後まで見た人の割合が高いほど、ユーザーのニーズに応えている動画だと評価されます。

エンゲージメント

チャンネル登録、シェア、コメント、高評価、ブックマークなど、ユーザーから信頼を得た末にでる行動

ユーザーの属性

ユーザー属性のこと。年齢、性別、地域など。

上記の内容を分析して改善、PDCAサイクルを回すことでチャンネル登録者数や視聴数を増やしていきましょう!

GoogleはどのようにYoutube動画を評価しているか

GoogleではYouTube動画も検索結果に反映させています。評価方法は以下の通り。

  • YouTube動画をクローリングしてサムネイルをチェックする
  • メタタグを抽出してページテキストやディスクリプションを確認する
  • 動画サイトマップを分析しデータ構造を確認する
  • オーディオを分析して動画内容を識別する

キーワードの選び方

YOUTUBEの検索エンジンは、「どの動画が一番、この特定のユーザーに合うのか」その時の状況も踏まえて判断をするようつくられています。

なので、検索ボリュームの多い少ないよりも、キーワードと動画の関連性がマッチしているかどうかが一番重要なポイントです。動画の内容とキーワードがずれてしまうと正しい評価を得ることが難しいです。

キーワードの選定には、Google Trendを使うのがオススメ!
Google Trendでは、YOUTUBE検索のトレンドもチェックが可能です!

トレンドや検索ボリュームを把握して、勝負できるキーワードを決めて、効果的なSEOを実現しましょう!

キーワードは動画の中に入れる

YOUTUBEのSEOで上位表示を目指すなら、選定キーワードは幅広く入れ込みましょう。

動画ファイル名

動画ファイル名にキーワードを入れるようにしましょう。

動画タイトル 

動画タイトルには必ずキーワードを入れるようにましょう。できるだけ前方に記載してインパクトのあるタイトルにすると、ユーザーにも効果的に訴求できます。タイトルは20~27文字以内でつけると良いです。

ディスクリプション

動画の内容をできるだけ詳細に記載するようにします。YouTubeでは5000文字まで記載が可能です。(日本語の場合は約半分の2500文字程度)。必ずしも2000文字以上入れる必要があるわけではありませんが、なるべく書くようにしましょう。

タグ機能

タグは127文字(日本語の場合は63文字程度)以内でつけるようにしましょう。タグは関連性のあるキーワードをつけるようにしましょう。

オーディオにもキーワードを使う

動画冒頭にメインのキーワードを吹き込むようにすると、クローリングをされた際にもキーワードと内容の親和性をアピールできます。

おわり

以上、今回はYOUTUBEのSEO対策について説明をしていきました。個人でYOUTUBEをやっている方や、法人でYOUTUBE担当になってしまった人には役に立つ情報になっているかと思います。

このブログでは、WEBディレクターのことやIT業界について掲載しています。ご興味があればほかの記事もご覧ください。

それではまた次の記事でお会いしましょう!

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