WEBディレクターって忙しい?包み隠さず話します。早死ランキング1位の闇

WEBディレクション

今回は、これからWEBディレクターを目指す方にとって、とても重要なことについて語っていきます。
現役WEBディレクターの方も、比較対象として読んでもらえれば幸いです。

WEBディレクターって忙しい?という疑問を現場からお伝えします。

WEBディレクターは忙しいですか?

結論、私はそこまで忙しくないです。キツくならないように仕事をしています。(稀に終電もありますが。。)

ただ、忙しいかどうかは人によるってのが実際のところですね。下手に役職もって、プレイヤー兼マネジメントまでしだすと地獄です。。

正直、これは早死にするだろうなと思う人もちらほらいるのが現実。。。

私の同僚にも長時間労働、クライアントと開発チームとの板挟みですごく苦労してる人もいます。

長時間残業に、人間関係で嫌な役回りをすることが多いので、メンタル的にも体力的にも大変なのは事実です。

優しすぎる人は忙しい

WEBディレクターにとって、優しすぎるというのは、時に自分の首を絞めます。

クライアントに対しても、無理なものは無理だと言える勇気を持つのが大事です。

また、開発チームが無理だと言っても、「そこをなんとか…!」粘る力も必要になってきます。

優しい人はこのような立ち回りをするのがしんどくなってしまいますね。

そういう時は、これはプロジェクトのために必要なことで自分は悪くないと考えて、自分本位でなく、プロジェクト本位で押し通すって考えると少しだけ気が楽になります。(自分本位では誰も納得してくれませんしね。)

クライアントとの付き合い方

例えば、クライアントが全然不可能なスケジュールを強要してくるなら、それは無理ですときっぱり伝えましょう。

プロジェクトのために言っていると分かれば、クライアントも納得してくれます。代わりにフェーズを分けるとか、やりようはあります。

ここで断れないと、あれもこれもと追加要件が発生して大変なことになります。

要は、何かと押し付けられてキャパオーバー、炎上させないために残業 といった負のループが発生するのです。

そうなると、クライアント側も開発チームも損をするだけです。

もちろん、なんでもかんでも突っぱねるのはNGです。
クライアントに寄り添えるところはちゃんと寄り添いましょう。

開発チームとの付き合い方

それとあるあるなのが、開発チームが忙しくて対応できない問題。

WEBディレクター:「このデザインお願いします!」

デザイナー:「今忙しいんで、ちょっと無理です。」

WEBディレクター:「oh…」

上のパターンも、WEBディレクターが無理難題を押し付けているのか開発側が少しキャパに余裕を持ちたいから言ってるのかで変わります。

WEBディレクターが無理難題を押し付けている場合

とにかく謝って、申し訳なさそうにお願いしましょう。どうしても無理なら、クライアントにやっぱりできませんと謝るしかないです。

これをやっちゃうと、開発側からはプロジェクトのグリップ握れてないってのがバレます。

開発者が余裕持ちたいだけの場合

粘って押し通します。それだけです。お互い仕事でやってますから遠慮する必要はありません。

優しいWEBディレクターはここで押し通せず、窮地に立たされます。
無理難題を言っている訳でなく、誠意を持って丁寧にお願いしていれば、大概の人は応えてくれます。

ここでどうしようとあたふたしていると、WEBディレクターどうすんの?って感じで、まさに板挟みが待ってます。

こうならないために、要件定義の段階からWEBディレクターがプロジェクトのリードを持つ必要があります。

プロジェクトのリードを握るには

プロジェクトのリードを握るにはどうするか?

とにかく自分がプロジェクトを成功に導くんだという意識と、それがクライアントに伝わることが重要です。

もちろん、クライアントのためにつくるシステムやWEBサイトですから、クライアントが1番主導権を握っています。

だからといって、ここで一歩引いて構えていると、クライアント本位の無理難題を押し付けられてしまいます。

WEBディレクターはプロジェクトの進行役ですから、クライアントも引っ張っていきましょう!

クライアントが出してきた要件でも、これはダメだと思ったら、遠慮なく代替案を提案します。新しい提案をしてあげると、意外と喜んでもらえることが多いですよ。

クライアントから、この人に任せておけば、良いシステムが作れると思ってもらえれば御の字です。

要件定義については、こちらの記事で解説してます。

現役WEBディレクターの要件定義【実例解説】 WEBサイト制作

おわり

WEBディレクターが忙しくなるかならないかは、普段の仕事の仕方次第です。

正直、働き方次第では早死してしまうかもしれません。否定はできません。

安易になんでもかんでも引き受けると、忙しい仕事がまた忙しくなります。優しいだけではプロジェクトは上手く進行しません。

クライアント、開発チームとのやり取りを円滑にして、自分の仕事はうまくコントロールしましょう。

特に、WEBディレクターが開発チームとクライアントで板挟みになるのはあるある問題なので、気を付けたいところですね。

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