国民民主党が公明党と連携?迷走揺れる立ち位置と今後の行方

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最近の国民民主党の動きに「何を目指しているのか分からない」という声が広がっています。
今回の首相指名をめぐる対応、そして自民党や日本維新の会に加えて公明党とも連携を模索する姿勢が見え始め、同党の立ち位置が再び注目されています。

支持者の間に広がる不信感

今回の首相指名では、国民民主党が「立憲寄り」の判断をしたことで、支持者の間では「裏切られた」と感じる人も多かったようです。
本来、野党として「是々非々」で政策を判断する姿勢が持ち味だった同党ですが、ここ最近は立憲民主党との距離が近すぎるという印象を持たれています。
SNS上では「結局、立憲の補完勢力になったのでは」という厳しい意見も見られました。

公明党との連携が示す「中道再編」への布石?

さらに注目されているのが、公明党との連携です。
一見すると意外な組み合わせに見えますが、両党はともに「現実的中道」を掲げており、政策面では重なる部分も多いのが実情です。
特に子育て支援や教育費の軽減といった分野では、両党の主張は近く、今後の国会運営で協調する可能性もあります。
ただし、これが単なる「数合わせ」なのか、それとも新しい中道勢力の形成を目指した戦略なのかは、今後の動向を見極める必要があります。

とにかく公明党は世間からのイメージが悪すぎるのが問題です。国民の支持者たちの間では公明党との連携は大きくマイナス評価だとする声もあります。政策的には近くても感情的に受け付けられないということでしょう。

山尾氏の件もそうでしたが、国民民主はそこらへんが本当に下手ですね。

自民・維新との合流はあるのか?

一方で、政治評論家の間では「国民民主党が最終的に自民や維新と合流する可能性もゼロではない」との見方も出ています。
すでに玉木雄一郎代表は維新との政策協議を重ねており、実務的な連携関係は進行中です。
しかし、党としての独立性を失えば、支持基盤が崩壊するリスクもあるため、慎重な立ち回りが求められます。

支持を取り戻せるか、正念場の国民民主党

国民民主党はこれまで、「現実的で責任ある野党」として支持を集めてきました。
しかし今回の公明党との連携、そして首相指名をめぐる判断によって、「中途半端な与党寄り政党」という印象を与えてしまったのも事実です。
このままでは、保守にもリベラルにも支持されない“宙ぶらりん”な状態になりかねません。

今後、国民民主党がどの勢力と距離を取るのか。
それが、日本の中道政治の未来を大きく左右することになりそうです。


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