2025年3月18日、トランプ米大統領はジョン・F・ケネディ大統領暗殺事件に関する約8万ページの機密文書を公開しました。
JFK暗殺はアメリカ史上最大の謎の一つとされ、多くの陰謀論が語られてきましたが、今回の公開によって何が明らかになったのでしょうか?
本記事では、新たに判明した情報をわかりやすく整理し、事件の真相に迫ります。
オズワルドと外国政府との接触が明らかに
今回の文書公開で最も注目されたのは、リー・ハーヴェイ・オズワルド(JFK暗殺の実行犯)の外国との関係です。
暗殺の約2カ月前、オズワルドはメキシコシティでソ連大使館とキューバ大使館を訪問していた。
彼はソ連のKGB関係者と接触し、ソ連への亡命を希望していた可能性がある。
CIAはこの動きを監視していたが、彼を積極的に危険視していたわけではなかった。
この情報は以前から一部公開されていましたが、具体的なやり取りやCIAの内部評価が明らかになった点が今回のポイントです。
CIAとFBIの対応ミスが浮き彫りに
今回の公開で、CIAやFBIがオズワルドについての情報を事前に把握していたにもかかわらず、適切な対応を取らなかったことが改めて確認されました。
FBIダラス支局は暗殺当日の朝、「オズワルドは危険な人物」との内部メモを作成していた。
しかし、この警告は暗殺が実行される前に共有されず、事件を防げなかった。
CIAはオズワルドを監視していたが、危険度を過小評価していた可能性がある。
この事実が明るみに出たことで、「政府機関が暗殺を防げたのではないか?」という議論が再燃しています。
ウォーレン委員会の結論との整合性
1964年、米政府はウォーレン委員会の調査報告書で「オズワルド単独犯行説」を正式に発表しました。今回の文書公開で、この結論を覆す決定的な証拠は見つかっていません。
しかし、CIAやFBIが当時の情報をどこまで把握していたのか、また何を意図的に隠していたのかについては、新たな疑問が生まれています。
新たに発見された未公開記録の存在
今回の公開と同時に、FBIは新たに2,400の未公開記録を発見したことが明らかになりました。
これらの記録には、暗殺当日やその後の調査に関する新たな情報が含まれている可能性があります。
トランプ大統領は「最大限の透明性のために、さらなる公開を検討している」と発表。
今後の追加公開によって、さらに新しい事実が明らかになるかもしれません。
CIAがJFKを暗殺した証拠は?
今回の文書公開では、「CIAがJFK暗殺に直接関与した決定的な証拠」は見つかっていません。
ただし、以下のような新たな疑惑が浮上しています。
CIAがオズワルドの動きを事前に把握していたにもかかわらず、何もしなかった理由は?
事件直後、CIAがウォーレン委員会にすべての情報を提供しなかった可能性がある。
1960年代、CIAが外国の指導者暗殺計画を検討していたことが知られており、JFK暗殺との関連を疑う声もある。
これらの点から、「CIAが直接暗殺を指示したわけではなくても、何かを隠している可能性は否定できない」との見方が強まっています。
まとめ:JFK暗殺の真相に近づいたのか?
今回のJFK暗殺ファイル公開で、以下の新たな事実が明らかになりました。
✅ オズワルドがソ連・キューバと接触していた詳細が判明
✅ FBIが暗殺前にオズワルドを危険視していたが、適切な対応をしなかった
✅ CIAは事件を防ぐための十分な行動を取らなかった可能性がある
✅ FBIが新たに2,400の未公開記録を発見し、今後公開される可能性がある
しかし、CIAがJFK暗殺を指示した決定的な証拠は見つかっていません。
事件の真相に完全に到達したとは言えず、今後の追加公開に注目が集まります。