PCメーカー「マウスコンピューター」などを傘下に持つが、MBO(経営陣による買収)により上場廃止へ向かう見通しとなりました。
すでにTOB(公開買付け)は開始されており、個人投資家は対応を迫られています。
本記事では、
- MCJのTOBスケジュール
- 一般サラリーマン投資家の最適行動
- TOB応募の具体手順
を、実務目線で分かりやすく解説します。
MCJのTOB概要
まずは今回の重要ポイントです。
- 買付価格:1株 2,200円
- 買付期間:2026年2月6日~3月24日
- 公開買付代理人:
- 決済開始予定:2026年3月31日
MCJはTOBに賛同しており、成立すれば最終的に上場廃止となる可能性が高い状況です。
一般サラリーマン投資家はどう動くべき?
結論から言うと、多くの個人投資家にとってはTOB応募が最も無難です。
TOB応募が向いている人
- 確実に利益確定したい
- 手続きをシンプルに済ませたい
- イベント投資を深追いしない
- 未上場株を持ち続けたくない
今回の案件は「友好的TOB」であり、成立確度は高めと見られています。
そのため、無理に粘るメリットは大きくありません。
応募しない場合どうなる?
TOBに応募しなかった場合でも、通常は次の流れになります。
- TOB成立
- スクイーズアウト(強制取得)
- 上場廃止
つまり、多くのケースでは最終的に同価格で現金化されます。
ただし、
- 現金化まで時間がかかる
- 手続きがやや面倒
- 資金拘束が長い
といったデメリットがあります。
TOB応募のやり方【実務手順】
ここが一番重要です。
STEP1:証券口座を確認
今回の公開買付代理人は
👉 SMBC日興証券
です。
そのため:
- 日興口座あり → そのまま応募
- 他社のみ → 株式移管が必要
- 口座なし → 新規開設が必要
となります。
STEP2:株式を移管(必要な人)
他の証券会社(SBI・楽天など)で保有している場合:
- 日興証券で口座開設
- 現在の証券会社で株式移管手続き
- 日興口座へ着株
⚠️ 移管には通常1週間前後かかるため、早めの対応が重要です。
STEP3:公開買付に応募
日興証券の口座に株が入ったら、
- Web
- 電話
いずれかで公開買付応募を行います。
これで手続きは完了です。
応募後の流れ
TOBが成立した場合:
- 2026年3月31日以降に代金入金予定
- 株式は消滅
- 現金(2,200円×株数)が入金
という流れになります。
市場売却という選択肢はアリ?
短期派なら、市場売却も選択肢です。
市場売却が向くケース
- すぐ現金化したい
- 手続きが面倒
- 市場価格がTOB価格に近い
ただし通常は、
👉 市場価格 < TOB価格
になりやすいため、数円〜数十円の差をどう見るかが判断ポイントです。
サラリーマン投資家向け結論
迷ったら、実務的な最適解はこれです。
- 含み益あり → TOB応募で確定
- 含み損あり → 2,200円で撤退判断
- 超短期派 → 市場価格を監視
今回のMCJは典型的なMBO案件であり、素直に応募する投資家が多数派になると考えられます。
最後にチェックしておくべきこと
応募前に必ず確認:
- NISA口座か課税口座か
- 取得単価
- 証券会社の応募締切(市場より早いことあり)
- 株式移管にかかる日数
特に移管が必要な人は、3月24日に間に合うか逆算して動きましょう。

