歯愛メディカルが12月15日に上場廃止へ。配当は?売却すべき?一般投資家はどうすべきか解説

経営・経済

配当・株主優待の廃止とTOBの背景をわかりやすく解説

歯科医療機器通販大手の 歯愛メディカル(証券コード:3540) が、エア・ウォーターによる TOB(公開買付け) を受け入れ、上場廃止となる流れが発表されました。

この記事では、

  • 上場廃止後、株主の配当・優待はどうなるのか
  • なぜ配当がゼロになったのか
  • 株主は今後どう行動すべきか

について、わかりやすく解説します。


歯愛メディカルは上場廃止を予定

歯愛メディカルは、エア・ウォーターによるTOBに賛同し、上場廃止へ向かうことを公式に発表しました。
上場廃止後は非公開企業(プライベートカンパニー)となり、株式市場で株を売買できなくなります。


配当と株主優待はどうなる?【結論:すべて廃止】

① 配当:2025年12月期から 無配(0円)

歯愛メディカルはこれまで配当を実施してきました。

年度1株あたり配当
2022年12月期約25.22円
2023年12月期約25.22円
2024年12月期約12.53円

しかし、2025年12月期については 配当なし(無配) が決定しています。
つまり、今後株を保有していても 配当金は受け取れません


② 株主優待:制度そのものが廃止

歯愛メディカルは、かつて

  • 1000株以上の保有者に 自社通販サイトで使える3000円分クーポン を配布する株主優待を実施していました。

しかし今回の上場廃止に先立ち、優待制度は完全に廃止されました。
2025年以降は 優待対象外 です。


なぜ配当と優待が廃止されたのか?

配当・優待の廃止は TOB(公開買付け)の成立と上場廃止に合わせた措置です。

非公開企業になると、従来の「一般株主への還元」を前提とした制度を維持する必要がなくなるため、配当と優待を続ける理由がなくなりました。

また、会社側はTOBへの応募を推奨しており、 株主構成を大きく変えることを前提に経営方針を転換しています。


今後の株主はどうすればいい?

現在株を持っている人には、次の選択肢があります。

🔹 TOBに応募して売却する

  • 提示価格:1株 1,500円
  • 市場での売却より有利な場合が多い

🔹 上場廃止後も保有し続ける

  • 上場廃止後は売却が極めて難しくなる
  • 配当なし、優待なし
  • 将来、強制売却(スクイーズアウト)が行われる可能性あり

👉 実質的にはTOB応募が最も現実的な選択肢です。


まとめ:株主メリットはなくなるので注意

項目今後
配当2025年期から無配
株主優待完全廃止
売買上場廃止後は困難
推奨アクションTOB応募を検討

歯愛メディカルは、これまで配当も優待も提供してきましたが、上場廃止に伴いこれらの恩恵はすべて終了します。
株主は「売却のタイミング」「TOB応募の判断」が重要です。

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