みなさん、ITパスポートってご存じでしょうか。
情報処理技術者試験を取り扱うIPAが発行している「国家資格」ですね。
IPA曰く、IT業界に関わらず、社会人として最低限持っておいたほうがいい知識を獲得するのが主な目的とのことです。
そんなITパスポートを実際に取得してきたので、難易度や勉強法、今後に役立つかをWEBディレクターの自分が本音ベースで解説します！
ITパスポートの難易度
「ITパスポート」は、IT業界に限らない社会人全体を受験者としてターゲットしているので、難易度はかなり低いです。
私は通勤時間などの隙間時間（30分～1時間）に勉強したくらいで、カフェにいってがっつり勉強みたいなことはしていません。それでも、1か月あれば余裕で合格できるレベルです。
上記は、私がWEBディレクターに転職する前なので、実務経験なしの場合で捉えてもらって大丈夫です！
ITパスポートの勉強法
スマホのアプリで十分です。
私がとても後悔しているのが、ITパスポートの勉強で、書籍を1,500円くらい出して買ってしまったことです。
本屋に行くと、ITパスポートの勉強本がたくさん置いてあるんですが、そんなものは正直、必要ありません。
書籍の内容がダメとかいう話ではなく、そこまでするレベルの試験難易度ではないということです。
私の場合、結局ほとんど書籍には手をつけず、「ITパスポート 全問解説」というiOSのアプリで勉強をしていました。
よっぽど不安でない場合は、アプリの学習で十分です。
勉強をするときは、英単語のように、単語を覚える意識で行いましょう。単語帳を自作してまとめると試験前に重要単語を確認できるのでおすすめ！
以下、私の勉強法です。
- ITパスポート 全問解説
- 単語帳 （分からない、重要な単語は、単語帳にまとめました。）
ITパスポートの試験方法
ITパスポートはCPIという試験方法を導入しています。
試験場所に集まって、そこに用意されたパソコンで試験を受けることになります。
出題数は100問、選択式です。
試験時間は120分になりますが、試験が終了した人から、好きに帰って大丈夫です。2時間まるまる拘束されるわけではありません。
試験を終了すると、採点結果をパソコンで確認できます。
採点結果では、
- 総合 1000点満点
- ストラテジ系 1000点満点
- マネジメント系 1000点満点
- テクノロジ系 1000点満点
に採点項目が分かれており、それぞれの点数が1000点が満点として計算されます。
それぞれの項目が300点を上回って、総合点が600点を上回っていれば合格基準です。
ひとつでも、300点以下の項目があったら、覚悟が必要です。。
合格基準だったら、安心して帰りましょう！笑
あとは、合格通知書を待つだけです。
WEBディレクターにITパスポートは必要か？
単刀直入に申し上げると、必要ではありません。
私も、WEBディレクターになる前に、ITパスポートを取得したのですが、転職では役に立ちませんでした。
ただ、資格をもってるということで、やる気があるとか、勉強意欲が高いみたいに思ってもらえれば、ワンチャンスあるかもしれませんね。
どうせIT業界を目指すなら、ITパスポートはすっ飛ばして、同じIPAの「基本情報技術者試験」に取り掛かったほうがコスパいいですよ。もちろん試験難易度はITパスポートと比べ物にはなりませんが。。
ちなみに、WEBディレクターの実務でも役には立たないのです。
おわり
ITパスポートについて、実際に取得した感想を記載していきました。
あまり就職や転職で役立つような資格ではないので、それが狙いなら別のことに時間を使ったほうが有意義です。（本音）
それよりも、HTMLやプログラミングの勉強をしたほうが有意義です。
WEBディレクターの勉強についてはこちらの記事で解説しています。
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